鮮やかなコランダムの赤色は
ピジョンブラッド(鳩の血)と鑑別され
最高品質のルビーと格付けられます。
加熱する目的は色を鮮明にするためです。
綺麗な原石は非加熱のまま
カット研磨されます。
非加熱でピジョンブラッドの
ルビーは希少で高価です。
ミャンマーのモゴック鉱山で採掘されたルビーはピジョンブラッドで高品質なものが多く、全世界で評価が高く、特に非加熱のルビーは高価で取引されております。
天然の内包物のことで天然の証なんですが、価値的なところでいうと少ない方がより高価です。
白いインクリュージョン
大きく色を分類して
透明・白・黒の3種類
フラクチャーとは
ルビーを加熱する際、ひび割れを防ぐために
鉛ガラスを巻いて加熱するがどうしても
ひび割れが生じる場合があり、ひび割れの
中に溶けた鉛ガラスが入り込んで
固まったままになる現象
充填(じゅうてん)とは
宝石のより良く見せる為に鉛ガラスや樹脂や
ワックスやオイルなどの「透明剤」を表面の
穴や窪みやキズの中に埋め込む処理
※充填の形状によっては鑑定機関
にて除去も可能
※ルビーにとってフラクチャーと充填が
あると価値が下がります
※下記の処理が確認されると
宝石の評価はゼロです。
ルビーにとって一番価値が高く取引される
カットは"オーバル"です。どのカットでも
バランスが良くエッジがシャープな方が
より高評価です。業界では、
カットが良い="顔が良い"と表現します。
つまり、美人がより品が立つということです。
ルビーはミャンマー産
(モゴック鉱山)の非加熱かつ
ピジョンブラッドのものでさらに
インクリュージョンが少なく
特に顔が良いオーバルカットが
高い価値がを得られます
コランダム
赤:ルビー
赤以外:サファイア
イエロー
サファイア
ピンク
サファイア
ルビー
ブルー
サファイア
くもり硝子の向こうは風の街
問わず語りの心が切ないね
枯葉ひとつの重さもない命
貴方を失ってから......
背中を丸めながら
指のリング抜き取ったね
俺に返すつもりならば
捨ててくれ
そうね 誕生石ならルビーなの
そんな言葉が頭に渦巻くよ
あれは八月 目映い陽の中で
誓った愛の幻
孤独が好きな俺さ
気にしないで行っていいよ
気が変わらぬうちに早く
消えてくれ
ルビーと言えば
やはりこの曲が思い浮かびます
ルビーは、コランダムの変種である。
ダイヤモンドに次ぐ硬度を持ち、赤色が特徴的な宝石である。語源はラテン語で「赤」を意味する「ルベウス(rubeus)」に由来する。7月の誕生石。石言葉は「情熱・熱情・純愛・勇気・自由」である。
天然ルビーは産地がアジアに偏っており欧米では採れない上に、宝石にできる美しい石が採れる産地は極めて限定されている。また3カラットを超える大きな石は産出量も少ないため、かつてはすべての宝石中で最も貴重とされ、ダイヤモンドの研磨法が発見されてからも、火炎溶融法による人工合成が確立するまでは、ダイヤモンドに次ぐ宝石として扱われた。
ミャンマー(ビルマ)、スリランカ、タイ王国、ベトナム、カンボジア、タンザニア、マダガスカル、モザンビークなどが原産地である。
中でもミャンマーでは「ピジョン・ブラッド」(鳩の血)と呼ばれる最高級のルビーが得られるが、政情不安もあり産出量は少なく貴重である。主にタイ産の、透明度が低く鉄分を含んで黒ずんでいるものは「ビーフ・ブラッド」(ウシの血)と呼ばれ、価格はミャンマー産の半分ほどであり、発色を良くするために加熱などの人工処理がされることも多い。また、スリランカやベトナムなどで産出される、ピンクに近い赤のものを「チェリーピンク」と呼ぶが、宝石としての価値は低く「ピンクサファイア」と混同されることもある。
現在、日本の鑑別書ではミャンマー産と確定した上で、一定の色やフラッグな不純物の観られない最高品質のルビーではないと「ピジョンブラッド」と記載できない。もともと「ピジョンブラッド」自体が、イギリスの王室がミャンマー産ルビーに与えた色名であるため、日本の鑑別業界はそれを守っている。
しかし海外での鑑別書では産地を不問とされ、一定以上の濃い赤であれば「ピジョンブラッド」と記載されるため、海外の鑑別書で「ピジョンブラッド」と記載されている場合でも、産地はミャンマー以外のルビーであることが多々あるので、必ず鑑別書に書かれている産地を確認することが必要である。
鉱物学的性質については「コランダム」を参照
コランダムの中で赤色を示すものをルビーと呼び、透明なものから不透明なものまで存在する。当然、透明感が高く、インクルージョンの少ない物が高価である。
コランダムは不純物(金属イオン)の違いで色が変わる。不純物としてクロムが1%ほど混入すると、濃い赤色のルビーになる。鉄・チタンが混入すると青色のサファイアとなり、クロムが0.1%しか混ざっていない薄い赤色のものを「ピンクサファイア」と呼ぶ。
このクロムの含有割合1%以内という微妙なバランスが、自然界において非常に稀な状況下でしか起こらないため、天然ルビーが貴重とされるのである。
なお、クロムが増えるにつれ色合いは濃い赤から黒っぽくなり、価値も下がってゆく。
さらに5%を超えると、エメリー(英語版)という灰色の工業用研磨剤になり、価値は激減する。