カラット(Carat):1カラット=0.2g(小数点第3位まで測定)
カラー(Color):ピンクのファンシーカラーとしてのランク付
クラリティ(Clarity):インクリュージョン(内包物)の有無など
カット(Cut):プロポーションとフィニッシュ(研磨の仕上げ)
蛍光性(Fluorescence):紫外線反応
ピンクダイヤモンドの評価は”色”
”ファンシーカラー”が基本
色入り均等で
彩度が高く
濃いほど
価値が
高い
色が濃い・価値が高い
ファンシーヴィヴィッド
FANCY VIVID
ファンシーインテンス
FANCY INTENSE
ファンシー
FANCY
ファンシーライト
FANCY LIGHT
フェイント
FAINT
色が薄い
インクリュージョン(内包物)の
有無、位置、大きさ、性質、数、
色を総合的に判断して
クラリティ(明澄度)の評価
FL IF VVS1 VVS2 VS1 VS2 SI1 SI2 I1 I2 I3
略 | 正式名称 | インク リュージョン (内包物) |
---|---|---|
FL | Flawless(フローレス) | 無し |
IF |
Internally Flawless (インターナリーフローレス) |
ほぼ無し |
フローレスほど価値が高くなります。
FLやIFなどグレードが高いほど、A級鑑定機関のW鑑定をおすすめ
します。A級鑑定機関とは国内2社 GIAジャパン と 中央宝石研究所
になります。
プロポーションとフィニッシュが基に
評価されます。天然ダイヤモンドと
定義する上で人為的手段が許されて
いるのは研磨工程だけです。
※カラーダイヤモンドは
ラウンドブリリアントカットで
あってもカット評価はありません。
サザビーズとは、現在も操業する
世界最古の国際競売会社。
インターネット上でオークションを
開催した世界初の美術品オークション
カンパニーでもある。ロンドンで創業され、
現在はニューヨークに本部を設置している。
サザビーズが2016年、スイスの
ジュネーブで開いたオークションで、
15.38カラットの鮮やかな
ピンクダイヤモンドが
3160万ドル(約34億6000万円)で
落札された。
「ユニークピンク」と呼ばれるこの石は、
色の濃い「ファンシービビッド」に
分類されるピンクダイヤで、
シンプルな指輪にはめ込まれている。
サザビーズ宝石部門の世界トップ、
デービッド・ベネット氏は
「鮮やかなピンクという言葉をここまで
表現したダイヤはほかに想像できない。
とにかく素晴らしい色だ」と称賛した。
ハイジュエリーの世界的トップブランド
『GRAFF グラフ』
ローレンス・グラフが「壮麗かつ完璧なる美」と
表現した、エメラルドカット ダイヤモンドが
中央でこの上なく光り輝き、まさに唯一無二の
ダイヤモンド リングが見事な存在感を放って
います。
レアリティ イン カラー
16.88カラット
ファンシーインテンスピンク
インターナリーフローレス
ハイジュエリーの
世界的ダイヤモンドブランド
『HARRY WINSTON
ハリーウィンストン』
“キング・オブ・ダイヤモンド”と称された創始者の
築いた伝説を体現する作品です。
ウィンストン・ピンク・レガシー18.96カラット
ファンシーヴィヴィッドピンク
ピンクダイヤモンドの約90%が
西オーストラリア州のキンバリー地区に
位置する『アーガイル鉱山』ですが、
2020年11月3日に閉山しました。
閉山後、アーガイル産の綺麗な
ピンクダイヤはさらに高価になりました。
カラーダイヤモンドの鑑定は
『GIA』を推奨します。
人工ダイヤモンドとは、「合成ダイヤモンド」や
「ラボグロウンダイヤモンド」とも
呼ばれています。人の手によって
ダイヤモンドの結晶を促進させたという
違いだけで、物質的には天然ダイヤモンドと
相違がありません。数日から数週間という
短い期間で生成できるため製造コストを抑え
られ、価格は天然ダイヤモンドよりも低く
設定されます。最近、人工のカラーダイヤが
増えてきましたので気を付けてください。
まずは鑑定機関にて、
天然かどうかのご確認を!
※下記の処理が確認されると
宝石の評価はゼロです。
ダイヤモンドにとって一番価値が高く取引
されるカットは"ラウンドブリリアントカット"
です。カット最高評価:3EX(H&C)
どのカットでもバランスが良くエッジが
シャープな方がより高評価です。業界では、
カットが良い="顔が良い"と表現します。
つまり、美人がより品が立つということです。
ファンシーヴィヴィッド あるいは
ファンシーインテンス で
フローレス の ピンクダイヤ
ピンクダイヤモンドは希少価値が高いダイヤモンドです。 産出されるダイヤモンドのほとんどは透明のホワイトダイヤモンドですが、一部オレンジがかったものや紫がかったものもあります。
ピンクダイヤモンドは、ダイヤモンドの結晶の格子の中に窒素原子が入ることで発生します。ブルーダイヤモンドは炭素原子にごく少量のホウ素原子が入ることで生まれます。グリーンダイヤモンドは結晶の格子の中に窒素原子が入り、取り込んだ2つの窒素原子にはさまれることで炭素原子が欠けると生まれます。
アーガイル鉱山でピンクダイヤモンドが採掘される確率は10000分の1と言われています。全世界のダイヤモンドの採掘量では20万分の1ともいわれていて、『ダイヤモンドの奇跡』と言われています。
アーガイル鉱山は2020年に閉山。その後アーガイル鉱山に代わりインドやロシア、南アフリカなどでも採掘されているものの、アーガイル鉱山ほど品質が高いものはほとんど見つかっていません。
品質の高いピンクダイヤモンドの産出量が減ったことで、アーガイル鉱山で採掘されたピンクダイヤモンドの希少性が高くなっているのです。これにより、資産保全の品としてピンクダイヤモンドが注目を集めるようになりました。
ピンクダイヤモンドには「完全な愛」の意味があり、特別なジュエリー(婚約指輪など)に適した宝石とされています。 また、「最終決定」の意味も込められています。愛するパートナーにピンクダイヤモンドを贈ることで、絆がより一層強まり、揺るがない永遠の愛が築けます。
ピンクダイヤモンドの石言葉は「完全無欠の愛」「永遠の愛」です。この貴重な宝石は、鮮やかなピンク色が特徴であり、見た目からも美と愛の高貴さが伝わるでしょう。 その色は、深い情熱や純粋な愛を表し、永遠の絆と誠実さを象徴しています。