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ダイヤモンドポイントプラス

ダイヤモンドポイントプラス

  • カラーグレード
  • クラリティ
  • カット
  • ラウンドブリリアンカット
  • 蛍光性
  • 産出国ランキング
  • タイプ2(Ⅱ型)
  • 合成ダイヤ

ダイヤモンドのグレード評価とは

カラット(Carat):1カラット=0.2g(小数点第3位まで測定)
カラー(Color):純粋無色=Dカラーとして、以下E、F、G・・・
クラリティ(Clarity):インクリュージョン(内包物)の有無など
カット(Cut):プロポーションとフィニッシュ(研磨の仕上げ)
上記の”4C”に加え
蛍光性(Fluorescence):紫外線反応
ダイヤモンドの評価は
”4C”+”蛍光性”が基本

カラーグレードとは

カラーグレード

カラーレスほど価値が高くなります。

クラリティグレードとは

インクリュージョン(内包物)の
有無、位置、大きさ、性質、数、
色を総合的に判断して
クラリティ(明澄度)の評価

FL IF VVS1 VVS2 VS1 VS2 SI1 SI2 I1 I2 I3

正式名称 インク
リュージョン
(内包物)
FL Flawless(フローレス) 無し
IF Internally Flawless
(インターナリーフローレス)
ほぼ無し

フローレスほど価値が高くなります。

クラリティグレード

FLやIFなどグレードが高いほど、A級鑑定機関のW鑑定をおすすめ
します。A級鑑定機関とは国内2社 GIAジャパン と 中央宝石研究所
になります。

カットグレードとは

  • 【等級は5段階】

    EXCELLENT(EX:エクセレント)

    VERY GOOD(VG:ベリーグッド)

    GOOD(GD:グッド)

    FAIR(FA:フェアー)

    POOR(PO:プアー)

  • プロポーションとフィニッシュが基に
    評価されます。天然ダイヤモンドと
    定義する上で人為的手段が許されて
    いるのは研磨工程だけです。カット評価を
    グレードで評価されるのは下の図で
    表しているラウンドブリリアントカット
    (58面体)だけです。

    カットグレード
カットグレード

フィニッシュとは

カットの評価でフィニッシュ(研磨の仕上げ)が
別表記にて2つあります。
SYMMETRY(シンメトリー):対称性
POLISH(ポリッシュ):研磨(照り・輝き)
等級の表記はカットグレードと同じです。
カットとシンメトリーとポリッシュの3つがエクセレントの場合
トリプルエクセレント(3EX)になり、
さらに”ハート&キューピッド(H&C)”が出れば
カット評価にて最高評価になります。

ハート&キューピッドとは

1993年中央宝石研究所により
ハート&キューピッド(H&C)を定義し、
この名称をどこでも使用して良いと
したことから共通定義になりました。

プロポーションが数字で評価されるのに対して
シンメトリー(対称性)は感覚的な基準です。
ですから、ダイヤモンドディーラーであっても
その基準を理解することは困難なことで
あったため、ダイヤモンドからの光の反射像を
調べる方法が考えられました。
それが一般消費者にも理解し易く、画像を
用いてシンメトリーが整っているのを
見せるハート&キューピッドに発展しました。

ハート&キューピッドの名前の由来は
パビリオン側に 8つ映し出されたハートに似た
パターンとクラウン側に8本見える
アロー(矢)の形に似たパターンから
そう呼ばれています。
このパターンの出現は、ある範囲の
プロポーションとある水準以上の
シンメトリーであればカット評価が
EXCELLENTで無くても観察出来ます。

あくまでも視覚的な対称性を伴った現象ですが、
光学的に考えてもこのパターンが出現する
ダイヤモンドの光学的な対称性は
かなり高いと言えるでしょう。
(中央宝石研究所サイトより引用)

ハート&キューピッド

ハート&キューピッド(H&C)の
ダイヤモンド鑑定にて
中央宝石研究所の鑑定書には
上記の画像が入ったレポートが添付されます。
3EX(H&C)はカットの最高グレードです。

蛍光性とは

ダイヤモンドに紫外線を当てたときの反応で
蛍光の色調や強さを表す表記
NONE(ノーン:無し)
FAINT(フェイント:少し有り)
MEDIUM BLUE(ミディアム ブルー:青い)
STRONG BLUE(ストロング ブルー:強い青)
VERY STRONG BLUE
(ベリー ストロング ブルー:凄く強い青)
この反応は無い方が価値が高くなります。

産出国ランキング

産出国

産出国ランキング(2021年度)

  • 1位

    ロシア

  • 2位

    ボツワナ

  • 3位

    コンゴ

  • 4位

    オーストラリア

  • 4位

    南アフリカ

  • 4位

    カナダ

  • 4位

    アンゴラ・ナミビア

産出国

タイプ2とは

ダイヤモンドの種類(タイプ型)
・・人間でいう血液型

<タイプ1 (I型)>窒素を含むダイヤモンド
■ I a型:窒素原子が集合体を作っているもの。
 ほとんど(約98%)のダイヤモンド。
■ I b型:窒素原子が単独で存在しているもの。
 濃いイエロー系のダイヤモンド。

<タイプ2 (II型)>窒素を含まないダイヤモンド
■ II a型:窒素やホウ素などの不純元素を含ま
 ない無色のダイヤモンド。
■ II b型:ホウ素を含む、ファンシーブルーの
 ダイヤモンド。

a b
<タイプ1 (I型)>
窒素を含む
ダイヤモンド
Ia型
窒素原子が集合体を
作っているもの。
多くの窒素が含まれます。
(約98%)
Ib型
窒素原子が単独で
存在しているもの。
濃い黄色系の
ダイヤモンドを生みます。
<タイプ2 (II型)>
窒素を含まない
ダイヤモンド
IIa型
窒素やホウ素などの
不純物を含まない。
無色のダイヤモンド。
(ピュアダイヤモンド)
IIb型
ホウ素を含む。
ファンシーブルーの
ダイヤモンド。
ピュアダイアモンド

タイプ2(II a型)
※不純物を含まない無色のダイヤモンド

ピュアダイヤモンド

曇りのあるダイヤモンドは、たとえグレードが
高くても価値が低くなります。
曇りに関しては、多少グレードに影響がある
とはいえ、明確な表記がないので
4C+蛍光性はあくまで評価の指標であって、
実際にダイヤモンドそのものを見ないと
具体的な評価はできないというのが
正直なところです。

合成ダイヤモンドについて

合成ダイヤモンド

※人工ダイヤの中にデビアスが入れたロゴマーク

デビアス社が2018年5月に
人工ダイヤモンド専門ブランド
Lightbox(ライトボックス)を立ち上げた!
いわゆる合成ダイヤモンドです。
天然ダイヤモンドに関わる
全ての人が驚愕しました。
合成は合成ですと言う人もいれば、
グレードが悪い天然ダイヤモンドより
よっぽどいいと言う人もいます。
価値観は自由ですが、私はナチュラルが
一番だと感じます。
これからもっと合成ダイヤは数多く
出回りますので注意が必要です。
人工ダイヤモンドは、合成ダイヤモンドの
ことで「CVDダイヤモンド」や「ラボグロウン
ダイヤモンド」と呼ばれています。
人工や合成などイメージが悪い名称を言わずに、
「ラボグロウンダイヤモンド」と呼んで
合成とわからないように商売する業者も
いるので注意しましょう。

その他の処理として

※下記の処理が確認されると
宝石の評価はゼロです。

  • 含侵
    (がんしん)
  • ワックス、オイル、樹脂、着色液などを宝石に染み込ませて光沢や透明度や色彩度を上げて良く見せるために変化させる人工処理
  • トリートメント:
  • 人工的に宝石の色を変える処理
  • HPHT:
  • 高温高圧で褐色のダイヤモンドをより価値あるカラーレスやファンシーカラーダイヤモンドに変化させる処理

カットの種類

カットの種類

ダイヤモンドにとって一番価値が高く取引
されるカットは"ラウンドブリリアントカット"
です。カット最高評価:3EX(H&C)
どのカットでもバランスが良くエッジが
シャープな方がより高評価です。業界では、
カットが良い="顔が良い"と表現します。
つまり、美人がより品が立つということです。

最高品質なダイヤモンドとは

最高品質なダイヤモンド

ゴルコンダ(現在のインドのアーンドラプラデーシュ州)産で 全てのグレードで最高かつ蛍光NONEでエッジが綺麗でガードルが綺麗に研磨された ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドです。

+プラス

  • ダイヤモンド(英: Diamond )は、炭素のみからなる鉱物。 炭素の同素体の一種でもある。 モース硬度は10であり、鉱物中で最大の値を示す。 一般的に無色透明で美しい光沢をもつ。 ダイヤとも略される。和名は「金剛石(こんごうせき)」四月の誕生石。

    採掘によって得られるもの「天然ダイヤモンド」と、合成によって得られるもの「合成ダイヤモンド」がある。

    ダイヤモンドの結晶は、等軸晶系であり、多くが八面体や十二面体をしている。地球内部の非常に高温高圧な環境で生成されるダイヤモンドは定まった形では産出されず、必ずしも角張っているわけではない。

    炭素の同素体にはダイヤモンド、グラファイト(黒鉛)、フラーレンなどがあり、それぞれ結合に使われている価電子の数が異なっている。その中でダイヤモンドはダイヤモンド結晶構造と呼ばれる、炭素Cの価電子4個が全て結合に使われている構造の物質である。

    ダイヤモンドの屈折率は2.42と高く、内部での全反射が起こりやすい。またダイヤモンドのカットとしてよく用いられるブリリアントカットでは、光を当ててその反射を見る時、次の3種類の輝きの相乗効果となり、美しく見える。

    ダイヤモンドは熱伝導性が非常に高い。これは原子の熱振動がフォノンとなって結晶中を伝わりやすいことによる。

  • サファイアプラス 表

触ると冷たく感じるのはこのためである。ダイヤモンドテスターはこの性質を利用して考案され、ダイヤモンドの類似石から識別できる道具だが、合成モアッサナイトだけは識別できない。12Cと13Cではフォノンの振動数が異なり混在はフォノンを散乱させて熱伝導の妨げとなるため、12Cだけで合成された人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドより熱伝導が高くなる。CVD人工ダイヤモンドの薄板を手で持って氷を切ると、すぱすぱと切れる。それほどダイヤモンドが熱伝導性に優れるという。

ダイヤモンドは油になじみやすい性質(親油性)があり、この性質を利用してダイヤモンド原石とそうでないものを分ける作業もある。ジュエリーとして身に付けているうちに皮脂などの汚れがつくと、油の膜によって光がダイヤモンド内部に入らなくなり、輝きが鈍くなる。中性洗剤や洗顔料などで洗うと油が取れて、輝きが戻る。逆に水には全くなじまず、はじいてしまう。