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デマントイドガーネットポイントプラス

デマントイドガーネットポイントプラス

  • クロムグリーン
  • 無処理
  • ロシア
  • ウラル山脈
  • ホーステール
  • ファイア(虹色の輝き)
  • ダイヤのような
  • ラウンドカット

クロムグリーンとは

デマントイドガーネットはクロム元素を
含み、緑色の輝きを放ちます。
このクロムは、含有量が多ければ多い
ほど濃く鮮やかな緑色に。その最高峰の
グリーンカラーが"クロムグリーン"です。
デマントイドガーネットは、ダイヤモンドに
匹敵するくらいの屈折率の高い石。光の
分散度が高く、稀少性もあることから
ガーネットの中で最も高く評価されて
います。デマントイドガーネットは
ロシアウラル産のクロムグリーンが
高価です。

天然デマントイドガーネットの
ほとんどが無処理です。

人工処理(加熱・樹脂含浸・放射線照射等)を
施せば、ロシア ウラル産の
デマントイドガーネット特有の
ホーステールインクリュージョン(内包物)を
失うことになるので無処理です。
なので、デマントイドガーネットは原石の
状態から研磨のみでこの地球のいたずらとも
いえる内包物が天然ならではの表情を
見せてくれるのです。

ウラル山脈

ロシア ウラル山脈:
ロシア連邦から中央アジアにかけて、
東ヨーロッパ平原と西シベリア低地の間に
連なる山脈。 南北方向に延び、
北はカラ海沿岸から南はカザフスタン
共和国まで、2500キロメートル以上の
長さをもつ。

ホーステールとは

  • ホーステール01

    ホーステールとはクリソタイルの細かい毛状のインクルージョン(内包物)で馬の尻尾に似てることからその名が付き、特徴として結晶の中心部から外側に向け、放射状やフラッシュ状に広がります。この美しい内包物は、世界でもロシアウラル産のデマントイドガーネットにしか含まれていない非常に珍しいものです。

  • ホーステール02

ファイア(虹色の輝き)とは

ファイア(虹色の輝き)

デマントイドガーネットのファイアとは
ダイヤモンドのように輝く効果のことです。

ダイヤモンドのように輝く理由は、高い屈折率と
ダイヤモンドを凌ぐ分散度によるものです。
表面の反射だけでなく、反射する光が虹色に分散する
ファイアという効果・・まさに虹色の輝きです。

ダイヤモンドのような

ダイヤモンドのような輝きを放つ
デマントイドガーネットは
名前の由来はグリーンのダイヤモンドと
称されたことからオランダ語で
ダイヤモンドのようなという意味を表す
デマントイド[Demantoid]という
名称が与えられました。

さまざまな分野で
”ダイヤモンドのような”と表現
される希少な宝石は
デマントイドガーネットだけです。

カットの種類

カットの種類

デマントイドガーネットにとって一番価値が
高く取引されるカットは"ラウンド"です。
どのカットでもバランスが良くエッジが
シャープな方がより高評価です。業界では、
カットが良い="顔が良い"と表現します。
つまり、美人がより品が立つということです。

最高品質なデマントイドガーネットとは

最高品質なデマントイドガーネット

高品質の
デマントイド
ガーネットとは
ロシア ウラル産の
綺麗なクロム
グリーンかつ
綺麗なホース
テールで
ファイアを放つ
顔が良い
ラウンドカット
のもの

+プラス

  • デマントイドガーネットプラス 表

1850年代にはじめて発見されたデマントイドガーネットはその地域の人々の間で当初クリソライト(ペリドット)として取引されました。 その後、美しい緑色からロシアのエメラルドとして評価が高まり流通したそうです。 更に月日が経ち、この宝石がペリドットでもエメラルドでもなく、人類がまだ出会ったことのない種類のガーネットであると発表された際にオランダ語でダイヤモンドのような という意味を表す[Demantoid]という名称が与えられました。 やがてグリーンのダイヤモンドとも称されるようになったデマントイドガーネットですが、現在はウラルの鉱山も閉山したことで更に希少性が高まったために、 特に高品質なものはエメラルドを超える価値を持つようになっています。

デマントイド ガーネットの屈折率はダイヤモンドに劣りますが、これは宝石の中に入った光の多くが、外に逃げるのではなく、宝石内部に跳ね返ることを意味しています。 つまり人間の目には光沢や輝き、すなわち「ブリリアンス」(brilliance)として認識されるということです。 また分散度はダイヤモンドより高いため、他の宝石よりもファイアは強く出ます。 緑色が濃ければ濃いほど評価は高くなりますが、ファイアに関しては薄い緑の方が多く出すという特徴があります。

デマントイド(demantoid)または翠柘榴石(すいざくろいし)は、柘榴石(ガーネット)グループの鉱物である灰鉄柘榴石(アンドラダイト)の中で宝石となる緑色の変種である。灰鉄柘榴石はカルシウムと鉄に富む柘榴石である。化学式はCa3Fe2(SiO4)3であり、クロムによる置換が原因で緑色を呈する。第二鉄が黄色の原因である。

2003年頃、一部のロシア産デマントイドガーネットが色を強くするために日常的に加熱処理されているという報告書が業界に回り始めた。こういった処理は比較的低温で行われていると信じられており、宝石学的検査によって検出することがでいないと考えられる。

デマントイドガーネットはケイ酸塩鉱物の一種である柘榴石に属する鉱物で、アンドラダイトのバリエーションに含まれます。 柘榴石は世界各地で産出されるポピュラーな鉱物種で、アンドラダイトは蛇紋岩、あるいは石灰岩や炭酸塩岩からなるスカルンに産出する石ですが、アンドラダイトは柘榴石で最も希少性が高いのです。

デマントイドは一般的に小さく、仕上がった石は一般的に1カラット以下であり、2カラットを超える石は稀で、3カラットを超える石は非常に稀である。 より強い緑色を持つ石は一般的に価値が高いが、黄色がかった緑色の薄い色の石のほうがファイアがはっきりと見える。石の色とファイアのどちらを選択するかは個人の好みの問題であり、緑色の石よりも黄色がかった緑色の石を好む人もいる。

ロシア産デマントイドはしばしばクリソタイル(白石綿)のインクルージョン(内包物)を含む。これらの繊維は非常に小さなクロム鉄鉱の結晶から放射状に拡がっている。これらのインクルージョンは羽のような金色の糸で、曲がっており、馬の尻尾(ホーステール)に似ている。宝石学では、こういったインクルージョンの存在が天然デマントイドの特徴と見なされる(すなわち、これらのインクルージョンはその他の緑色の宝石では見られない)。インクルージョンの存在で宝石の価値が高まることもあり、「ホーステール」は一流のロシア起源のしるしと取られるため、デマントイドにおいて望ましい特徴と見なされうる。しかし、他の産地のデマントイドの中にも蛇紋岩起源の特徴である「ホーステール」を含むものもあり、その一方で全てのロシア産デマントイドが「ホーステール」を含んでいるわけではない。一部のデマントイドの微細構造は「ホーステール」の存在によって影響を受けていると考えられているが、ホーステールを持たない他産地のデマントイドは高い頻度で平滑な結晶面を示す。