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ブルーダイヤモンドポイントプラス

ブルーダイヤモンドポイントプラス

  • ファンシーカラー
  • クリスティーズ
  • グラフ
  • ハリーウィンストン
  • 南アフリカ
  • カリナン鉱山
  • GIA
  • 人工カラーダイヤ

ブルーダイヤモンドのグレード評価とは

カラット(Carat):1カラット=0.2g(小数点第3位まで測定)
カラー(Color):ブルーのファンシーカラーとしてのランク付
クラリティ(Clarity):インクリュージョン(内包物)の有無など
カット(Cut):プロポーションとフィニッシュ(研磨の仕上げ)
蛍光性(Fluorescence):紫外線反応
ブルーダイヤモンドの評価は”色”
”ファンシーカラー”が基本

ファンシーカラーとは

ファンシーカラー

色入り均等で
彩度が高く
濃いほど
価値が
高い

色が濃い・価値が高い

ファンシーヴィヴィッド
FANCY VIVID

ファンシーインテンス
FANCY INTENSE

ファンシー
FANCY

ファンシーライト
FANCY LIGHT

フェイント
FAINT

色が薄い

クラリティグレードとは

インクリュージョン(内包物)の
有無、位置、大きさ、性質、数、
色を総合的に判断して
クラリティ(明澄度)の評価

FL IF VVS1 VVS2 VS1 VS2 SI1 SI2 I1 I2 I3

正式名称 インク
リュージョン
(内包物)
FL Flawless(フローレス) 無し
IF Internally Flawless
(インターナリーフローレス)
ほぼ無し

フローレスほど価値が高くなります。

クラリティグレード

FLやIFなどグレードが高いほど、A級鑑定機関のW鑑定をおすすめ
します。A級鑑定機関とは国内2社 GIAジャパン と 中央宝石研究所
になります。

カットグレードとは

  • プロポーションとフィニッシュが基に
    評価されます。天然ダイヤモンドと
    定義する上で人為的手段が許されて
    いるのは研磨工程だけです。
    ※カラーダイヤモンドは
    ラウンドブリリアントカットで
    あってもカット評価はありません。

  • カットグレード
カットグレード

クリスティーズ

1766年に創業したクリスティーズは、
世界で最も長い歴史を誇る
美術品オークションハウスです。
現在ではロンドン、
ニューヨーク、香港を中心に、
世界各地で年間約350回の
オークションを開催し、美術品を
はじめとして、宝石、時計、
家具など80種類以上に及ぶ分野を
取り扱っております。

クリスティーズ クリスティーズ

2014年5月14日世界最大のブルーダイヤモンド
「ザ・ブルー(The Blue)」(13.22カラット)の
競売が、スイスのジュネーブ(Geneva)に
ある競売大手クリスティーズ(Christie's)で
行われ、2379万ドル(約24億2000万円)で
落札された。ザ・ブルーは、最も高い発色度を
示す「ファンシーヴィヴィッド」のグレードが
与えられている。クリスティーズによると、
ザ・ブルーを落札したのは米高級ジュエリー
ブランドのハリー・ウィンストン
(Harry Winston)。同ブランドは
ダイヤの名称を「ウィンストン・ブルー
(Winston Blue)」に変更する予定だという。

クリスティーズ

有名なブルーダイヤモンド

♦「ホープダイヤモンド」 45.25ct
♦「ヴィッテルスバッハ・グラフダイヤモンド」
  35.06ct
♦「ブルーハートダイヤモンド」 30.82ct

GRAFFグラフ

ハイジュエリーの世界的トップブランド
『GRAFF グラフ』

グラフ

ザ インペリアル ブルー
39.31カラット
ファンシーブルー
フローレス

harrywinston

ハイジュエリーの世界的
ダイヤモンドブランド
『HARRY WINSTON
 ハリーウィンストン』

ハリーウィンストン

10石のペアシェイプとマーキースカット・ダイヤモンドによる輝きの
クラスターが、ファンシー・インテンスブルー、IFの希少な
ブルーダイヤモンドの繊細な輝きを引き立てて。
異なるカットのダイヤモンドをさまざまな角度でセッティングした、
ハリー・ウィンストンを象徴するクラスター・モチーフ。

南アフリカ共和国カリナン鉱山

ブルーダイヤモンドは、昔インドの
ゴルコンダ鉱山で産出していたようですが、
今では南アフリカ共和国のカリナン鉱山
(2005年まではプレミア鉱山)や
オーストラリアのアーガイル鉱山
(2020年11月閉山)などが主な産地と
なります。2008年にデビアスから
鉱山を買収したペトラ・ダイヤモンズは、
2014年1月にカリナン鉱山で
29.6カラットのブルーダイヤモンドの
原石を回収し、「並外れた」ブルー
ダイヤモンドと発表、同社によれば
「偉大な価値と重要性のある
ダイヤモンド」をもたらすことが
期待されているとしました。

カリナン鉱山 プレミア鉱山

プレミア鉱山(1903年)後にカリナン鉱山

タイプ2とは

ダイヤモンドの種類(タイプ型)
・・人間でいう血液型

<タイプ1 (I型)>窒素を含むダイヤモンド
■ I a型:窒素原子が集合体を作っているもの。
 ほとんど(約98%)のダイヤモンド。
■ I b型:窒素原子が単独で存在しているもの。
 濃いイエロー系のダイヤモンド。

<タイプ2 (II型)>窒素を含まないダイヤモンド
■ II a型:窒素やホウ素などの不純元素を含ま
 ない無色のダイヤモンド。
■ II b型:ホウ素を含む、ファンシーブルーの
 ダイヤモンド。

a b
<タイプ1 (I型)>
窒素を含む
ダイヤモンド
Ia型
窒素原子が集合体を
作っているもの。
多くの窒素が含まれます。
(約98%)
Ib型
窒素原子が単独で
存在しているもの。
濃い黄色系の
ダイヤモンドを生みます。
<タイプ2 (II型)>
窒素を含まない
ダイヤモンド
IIa型
窒素やホウ素などの
不純物を含まない。
無色のダイヤモンド。
(ピュアダイヤモンド)
IIb型
ホウ素を含む。
ファンシーブルーの
ダイヤモンド。

GIA英国宝石学会

カラーダイヤモンドの鑑定は
『GIA』を推奨します。

GIA

人工カラーダイヤについて

人工ダイヤモンドとは、「合成ダイヤモンド」や
「ラボグロウンダイヤモンド」とも
呼ばれています。人の手によって
ダイヤモンドの結晶を促進させたという
違いだけで、物質的には天然ダイヤモンドと
相違がありません。数日から数週間という
短い期間で生成できるため製造コストを
抑えられ、価格は天然ダイヤモンドよりも
低く設定されます。最近、人工のカラー
ダイヤが増えてきましたので気を付けて
ください。まずは鑑定機関にて、
天然かどうかのご確認を!

その他の処理として

※下記の処理が確認されると
宝石の評価はゼロです。

  • 含侵
    (がんしん)
  • ワックス、オイル、樹脂、着色液などを宝石に染み込ませて光沢や透明度や色彩度を上げて良く見せるために変化させる人工処理
  • トリートメント:
  • 人工的に宝石の色を変える処理
  • HPHT:
  • 高温高圧で褐色のダイヤモンドをより価値あるカラーレスやファンシーカラーダイヤモンドに変化させる処理

カットの種類

カットの種類

ダイヤモンドにとって一番価値が高く取引
されるカットは"ラウンドブリリアントカット"
です。カット最高評価:3EX(H&C)
どのカットでもバランスが良くエッジが
シャープな方がより高評価です。業界では、
カットが良い="顔が良い"と表現します。
つまり、美人がより品が立つということです。

最高品質なブルーダイヤモンドとは

最高品質なブルーダイヤモンド

ファンシーヴィヴィッド あるいは
ファンシーインテンス で
フローレス の ブルーダイヤモンド

+プラス

  • The Hope Diamond
    「ホープダイヤモンド」 について

    「ホープダイヤモンド」と呼ばれるブルーダイヤモンドがあります。現在は、アメリカのスミソニアン博物館にある国立自然史博物館に所蔵されている45.5カラットのブルーダイヤモンドです。

    このダイヤモンドの持ち主を破滅に追い込んでは、また次の持ち主の手に渡る「呪われた宝石」の伝説で有名です。

    このダイヤモンドが発見されたのは9世紀頃。ダイヤモンドの産地として知られていたインドのコーラルという町を流れる川で、マデアという農夫が見つけました。マデアは、このダイヤモンドが後に大変な価値になるとは知りませんでしたが、珍しい石だったので自宅に持ち帰ったのです。当時このダイヤモンドは、112.5カラットもの大きさがあったと言われています。

    しばらくして、この地に侵攻してきたペルシャ軍に、このダイヤモンドは奪われてしまいます。ペルシャ軍は、持ち帰ったダイヤモンドを国王に献上しました。

    次に「ホープダイヤモンド」が歴史上に登場するのは、17世紀半ばのこと。フランス人の宝石商人ジャン・バティスト・タヴェルニエが、この「ホープダイヤモンド」をインドのムガル帝国で購入するのです。

  • ブルーダイヤモンドプラス 表

ジャン・バティスト・タヴェルニエは、初めてインドを訪れた西洋人とされる人物で、その報告書「六回の旅行記」は、宝石史上で貴重な資料となっています。ジャン・バティスト・タヴェルニエは、ムガル帝国で多くの王族や貴族と親交を深めたそうです。

「ホープダイヤモンド」をめぐる伝説の中では、インドの寺院にあった女神の像の目にはめられていたのが「ホープダイヤモンド」で、ジャン・バティスト・タヴェルニエは、これを盗み出したとされています。その際、盗難に気付いた僧侶がこのダイヤモンドに呪いをかけたというのです。伝説では、ジャン・バティスト・タヴェルニエも、その後、狼に食い殺された、とされているのですが、実際にはジャン・バティスト・タヴェルニエは84歳で老衰で亡くなったようです。

さて、「ホープダイヤモンド」をフランスに持ち帰ったジャン・バティスト・タヴェルニエは、これをルイ14世に売却します。ルイ14世はこれをカットし、67と1/8カラットの宝石にしました。こうしてフランス王室に所有されていた「ホープダイヤモンド」ですが、1792年に窃盗団によって盗まれてしまいます。それから20年後、「ホープダイヤモンド」はイギリスの宝石商が手に入れていましたが、この宝石商は「ホープダイヤモンド」を入手後すぐに落馬で死亡したそうです。

その後「ホープダイヤモンド」は、転々と所有者を変え、現在のスミソニアン博物館に落ち着いているそうです。